大規模マンションと小規模マンションについて

大規模マンションと小規模マンションのどちらがおすすめか

都市部の人のほとんどは、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいます。
一軒家を選んでしまうと、賃貸料がかなりかさむ他に庭など家周りの手入れが大変なため、ゆったり感を多少犠牲にしてでもマンションやアパートを選ぶ人の方が多いわけです。

造りが堅固で雑音も聞こえにくいという点がメリットとなり、どうしてもアパートよりもマンションを選ぶ人が多いです。
そんなマンションは、大きく分けて大規模のものと小規模のものとがあります。
一般には個数が100戸以上であれば「大規模マンション」ということが多いようですが、この大規模マンションも「多棟型」と「タワー型」の2タイプがあります。

マンションを新しく借りようとしている人は、大規模マンションと小規模マンションの特徴やメリットを十分に踏まえた上で賢く選ぶようにしたいものです。

大規模マンションの特徴

大規模マンションというのはもともと多数の住民が快適に暮らせるように考えて作られているものですから、便利な共用施設などが付いていることが多いものです。
中には保育園やスポーツジム、ゲストルームなどの設備が整っている大規模マンションもありますから、仕事面でも生活面でもそのメリットを最大限に活かすことができます。

24時間オープンのコンビニや公園、遊歩道までがマンションの敷地内に揃っている大規模マンションも最近は少なくないので、お年寄りやお子さんのいる家庭にもぴったりの環境です。
ただし、大規模でしかもタワー型のマンションでは上下の移動をエレベーターに頼らざるを得ないので、朝の混雑が気になるという人もいるかもしれません。

また、住人の数が多いのでお互いの認識が希薄になってしまい、今すれ違った人がお隣さんなのか外部の人なのかわからないといった事態も出てきます。

小規模マンションの特徴

小規模マンションというのは、一般には50戸以下のものを言うことが多いようです。
この規模のマンションの大きなメリットは、生活していくうちに住民同士が顔見知りになるという点にあります。
ですから、ピッキング犯などのリスクが格段に低くなるわけです。

敷地が比較的狭くても建てられるため、市の中心部には小規模マンションが多くなっています。
大規模マンションのような共用施設がなくても、マンションの隣や向かいにコンビニや喫茶店があるから不自由しないといったケースは多いようです。

賃貸料に関しては、大規模と小規模マンションのどちらが高いということは断言できません。
小規模マンションでも、コンシェルジュがいる、作りがしっかりしている、立地がいいなどの条件が揃っていれば高層のタワーマンションにも負けない賃貸料を払わなければならない小規模マンションもあります。