ペットとの引越しで気をつけること

猫と男性

安全で負担の少ない移動手段を選ぼう

引っ越し当日、ペットを新居へ運ぶ方法は、自家用車や公共交通機関の利用、またはペット専門の輸送業者の手配などがあります。最も負担が少ないのは、飼い主様と一緒に移動できる自家用車です。

しかし、長時間のドライブは乗り物酔いの原因にもなるため、こまめに休憩をとり、車内の温度調節や換気にも気を配ることをおすすめします。

電車などの公共交通機関を利用する場合は、指定サイズのキャリーバッグに全身を入れる必要がありますが、手回り品きっぷを購入すれば一緒に乗車することが可能です。

どうしてもご自身で連れて行くのが難しい場合や、長距離の引っ越しの場合は、空調設備が整った専門の輸送業者へ依頼するとよいでしょう。

大切な家族であるペットの性格や当日の移動距離に合わせて、無理のない安全な方法をご検討ください。

環境変化によるストレスサインにご注意を

引っ越しの準備中や移動中、そして新居での生活が始まってから、ペットが体調を崩していないか注意深く観察しておきましょう。

犬や猫は環境の変化にとても敏感な動物なため、見知らぬ場所への引っ越しに強いストレスを感じてしまうことが少なくありません。落ち着きなくウロウロと歩き回ったり、夜鳴きをしたり、食欲が落ちて下痢や嘔吐を繰り返す場合は、ストレスが原因の可能性があります。

引っ越しの作業中は、業者の出入りや物音でパニックになることもあるため、安全な別の部屋に隔離しておくか、一時的にペットホテルなどに預けることをおすすめします。

不安な気持ちを少しでも和らげてあげるために、移動中や新居での生活では普段よりも多めにスキンシップをとり、飼い主様がそばにいる安心感をしっかり伝えてあげてください。

新居ではすぐに落ち着ける居場所づくりを

新居に到着したら、まずはペットがホッとできる専用のスペースをすぐに準備してあげましょう。新しい環境に早く慣れさせたいからといって、ベッドやトイレ、おもちゃなどを新調するのは避けたほうが無難です。

引っ越し前に愛用していた自分の匂いがついているグッズをそのまま使うことで、見知らぬ部屋でも安心して過ごすことができます。キャリーケースやケージを部屋の静かな隅に置き、自分から外へ出てくるまでは無理に構わずそっと見守ることも大切です。

また、万が一の体調不良に備えて、新居周辺の動物病院をあらかじめ調べておくことをおすすめします。

さらに、引っ越しに伴い犬の場合は役所での住所変更手続きが必要となります。狂犬病の予防注射済票などを持参し、引っ越し後はお早めに登録手続きを済ませておきましょう。